「コミュニティデザインの方法~水都大阪編~」山崎亮氏WS取材レポート

「食べながら聴いてください、あんまり注目されると喋るのに緊張するので。」おやつを持参した参加者の方々から笑いが起こります。おせんべいをかじりながらにこやかに話す、山崎亮さん。このワークショップの講師です。実は、おやつの持参には「最初に自分で持ってきたものをみんなで共有すると仲良くなる」という理由があったのです。
「食べながら聴いてください、あんまり注目されると喋るのに緊張するので。」
山崎亮さん。このワークショップの講師です。


回の講座名は『コミュニティデザインの方法~水都大阪編~』。山崎さんにとってのキーワードである“コミュニティデザイン”、そして“水都大阪”。さて、どういった内容となるのでしょうか。



やつを交えた自己紹介も終わり、場もあたたまってきたところでまず山崎さんから紹介されたのは、“Yes, and”という考え方。「いいね、こうしたらもっといいよね!」と、相手の意見を肯定した上にアイデアをつけ足していくことで、さらに話し合いが楽しく充実したものになっていきます。ペアとなって実践された皆さん、大盛り上がり!
ペアになり、“Yes, and"を実践中のみなさん。
肯定に肯定が重なって、とっても楽しげです。


して本日の本題。コミュニティデザインをしていく上で便利な方法、それは“ブレインストーミング”と“KJ法”です。今回はこの中央公会堂もある「中之島の魅力」がテーマ。みなさんで意見を出し合いまとめてもらうことになりました。コツはどんなアイデアもひたすら出すことと、“Yes, and”で「いいね、こうしたらもっといいかも!」と楽しくまとめていくこと。みなさん、まじめにワイワイ。
(1)一人ひとりが中之島の魅力を付箋に書き出し
(2)みんなで書き出したものを出し合い
(3)メンバー間で話し合いながら全体を模造紙上にまとめていき
(4)完成した全体図をみんなの前で発表!





人ひとりでちがう視点や表現を、みんなでどうやってまとめカタチにしていくのか。みなさんに楽しみつつ体感してもらった山崎さん。中之島とコミュニティデザインがつながった、大盛況の90分間でした。



文/じゅん
写真/りえ・しゅうさく、記録/しおりん、Twitter担当/にいさん

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