ワークショップ中の一枚。
終始、笑い声の飛び交う楽しい内容でした。
Q.公園などでピクニックを行う際、「日本のルールは厳しく」実現出来ない事も多いと仰っていましたが、先生の考えられる日本のルールがこう変われば実現出来る「理想の公園・空間」みたいな物があれば教えて下さい。
日本の公園でやってはいけないルールには二つ大きな事があります。一つは「火を使ってはいけない」という事。場所を指定して可能としている公園もありますが、街中の小さな公園では使用出来ない、もう少し自由にどこでも出来れ ば良いのですが…。
もう一つは「商売が出来ない」という事。中之島の「ガーブ」や「アール」もやっと勝ち取った社会実験としての事例です。確かに誰でも公園で自由に商売が始まると問題があるかもしれが、公園に面したカフェ が一部オープンスペースとして利用するとか・・・これは私的な占有となってしまいますが、その代わりに公園を掃除するなど、街の為に出来る良い事する事で、少し規制を緩くしても良いのではないかと思う。
そういった事を許して、新しい活動家が公 園に現れると面白いなぁと思います。今回の水都大阪フェスでは、中之島公園を中心に、来場した人が見て「公園でこんな事してええんかなぁ」と、いうような面白い公園の使い方の提案をしてみたいと思っています。決して、無茶な 使い方を提案する訳ではないですよ(笑)。
Q.今回のWSでは、皆さんの提案するたくさんのピクニックのアイデアに、忽那さん自身が一番楽しんでおられたように思います。忽那さん自身が考える「こんなピクニックやってみたい」というものを教えて頂けますか。
ピクニックに対する熱い想いを語っていただきました
個人的には、外であえて高価な食べ物を食べるピクニックが理想ですね。例えば高級ホテルのスイーツを持ち出して外で食べるとか、量はいらないのですが楽しいですよね。もちろん、一つの空間に集まったみんながお喋りをして盛り上がるのがピクニックの楽しみなのですが、やはりシャイな方もいらっしゃいます。でも、食べ物とか飲み物は絶対に共有出来て、話のきっかけになるのです。ですので、高級な食べ物というよりは、ウンチクの語れる食べ物を持ち寄ってみんなで楽しむピクニックが理想ですね。
Q.今回の水都大阪フェスで忽那さんの関われておられる内容と、イベントを教えて下さい。
プロジェクト全体のコーディネイトやプロモーション活動などを行っています。あとはプロジェクトに参加し挑戦してくれる人をいっぱい集めてきて、いっぱい連携するために、毎日いろんな人に会っています。イベントはまだ企画中ですが、例えば企業を絡めたピクニック等も考えています。企業の方が、ピクニック会場でプレゼンをしたりするような感じです。その代わり商品や食材を提供してよ、といったイメージです。あとは、まだ細かく決まっていない部分もありますので、今回のWSで出したアイデアなんかを一緒に実現したいですね。
Q.まだイベントは始まっていませんが、イベント後の水都大阪の未来系はどういった感じを思われていますか。
イベントなんかしなくても、まちなかで毎日の様に勝手にみんなが街を使いこなすようになるのが理想です。初めにもありましたが、もう少し規制が緩くなって使い方の幅が広がると面白いでしょうね。
あとは、「オリンピック方式」で水都大阪フェスが行われても面白いと思います。いろんな地域の方が立候補し、プレゼンしてメインのイベント会場を誘致活動する訳です。イベント会場には人が集まります、人が集まるとさらに面白い人達が集まります。その地域で様々な活動している人にとってはお披露目するチャンスになるわけです。
立候補しても誘致出来なかった地域も、開催される地域の為に協力し、次のチャンスに向けて努力しないとなりません。それを毎年繰り返して、各地域をメイン会場としたオリンッピック方式的水都大阪フェスになっても面白いと思います。
最後まで素敵な笑顔を絶やさない忽那氏。
今回は本当にありがとうございました!
インタビュアー/ニイさん、けーた
写真/りえ
記事/けーた
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