「イザ!カエルキャラバン!in水都 防災教育リーダー養成講座」永田宏和氏WS取材レポート(1/2)

300DOORSワークショップ取材レポート第5弾!
水都大阪フェス2011の「たのしむ
プログラム」のディレクターである、株式会社iop都市文化創造研究所、NPOプラス・アーツ代表の永田氏のWSを取材してきました。


夜19時からの開催にも関わらず、会場は超満員!防災に対する意識の高まりを感じました。
「水に親しみ付き合っていくには、水の自然的側面(危険性)もきちんと知った上で、その良さを享受することが大切」と永田先生。講座では、永田先生が全国で展開されている防災訓練「イザ!カエルキャラバン!」をご紹介下さいました。


講師の永田宏和氏

イザ!カエルキャラバン!は、阪神・淡路大震災10周年事業の一環としてはじまりました。震災から10年経過した当時であっても、防災訓練には特にファミリー層が集まりにくいという課題があったそうです。
そこで、“ 楽しみながら防災が学べる ”新しい防災訓練として生み出されたのが、イザ!カエルキャラバン!です。
「防災訓練を楽しむ」とは、一体どういうことでしょうか??永田先生のWSを振り返りながら、その一部をご紹介します。

会場は超満員!
参加者の皆さん食い入るように永田先生のお話に耳を傾けていました。


新しい防災訓練のカタチ
イザ!カエルキャラバン!は、子どもが要らなくなったおもちゃを持ち寄り、ポイントによって交換し合う「かえっこバザール」がベースになっています。
おもちゃをかえっこし合う中で、ポイントを追加獲得できる「体験コーナー」がゲーム性の高い防災訓練になっているのです。
子どもたちは楽しみながら繰り返し体験コーナーにチャレンジします。このことで自主性と復習性を育み、防災知識も定着するという新たな防災訓練が生まれました。

イザ!カエルキャラバン!は日本全国各地、さらに海外にまで広がりをみせています。20を超える防災体験プログラムは、地域に合った形に独自に改良され、しっかりと地域に定着しているそうです。

講座後半では、WS参加者の皆さんが実際のイザ!カエルキャラバン!の防災クイズにチャレンジしました。
皆さんその結果はいかに!?

つづく。

文/しおりん
取材/ぺぇ、写真/けーた、記録/しおりん






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